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2010年6月25日 (金)

ラクシャのはなし

ラクシャもシリーズ二本出して、続編も既に製作真っ最中といった感じですが、
ここいらで「森城のはなし」のように、内輪ネタやら作品についての話を語ろうかと。
感想なども拍手やメールやらで色々いただいてまして、
そこから気になったものについてお話していきます。

作品の設定とか好きな方はどうぞ一読を。
例によって特に知らなくても作品を楽しむには問題はありませんので。

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●「月と太陽のラクシャルキ」のコンセプト
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シルクロードについてや踊り子などのテーマについては続編発表後にするとして、
今回はラクシャの作品コンセプトについて。

作品の企画というものは
「泣き」やら「謎」など、大元のコンセプトを考えながら製作していきますが、
ラクシャに関しては「とにかくプレイしていて面白い」というものをコンセプトにしています。
一言で言うと「楽」かな?
つまりは「踊り子」という言葉の持つ、明るく楽しく元気なイメージそのままをお伝えしようと。

欝ゲーとかは落として上げるのが妙でもありますが、ラクシャは特にそんなことはありません。
終始同じテンポで高いノリのまま進んでいきます。
哀しいシーンなども入れず、生き死にのシーンもさらっと流して悲劇性を無くしてます。

とにかく陽気に、ジャンル「踊り子」というキャラクターを前面に押し出した作品作りです。
なんたって踊り子というのは、観ている人が楽しく感じなくてはいけませんから。
カリムや踊り子達との会話にノリなど、劇中での皆が踊る姿で楽しませるというコンセプトですね。
以前に言われましたが別に旅ゲーは意識してないです。
主人公が交易商人なのでその付随として旅情はあるかもしれませんが、
あくまでも踊り子ゲーというものを意識して作ってますね。

その他にはもちろん作品のメインテーマとして、踊り子達の「愛」というものも扱っています。
ちなみに、恋愛の姿~ではなく、愛の姿です。あと性愛。
何が違うんだと思われるかもしれませんが、まあこれは感覚的なものなのでプレイして貰うしか。
熱い砂漠が舞台なので恋の描写のような温さは相応しくないかなと。

そんな感じでラクシャはめでたく一般向けから成人向けになったわけですが…。
最初は不安だったんですが、反応見る限り特に失敗では無かったようで。
大人のファンタジーというのも作ってて面白かったですね。自分の製作の幅が広がった気がします。

「キャラクター」と「楽しさ」それ以外であと重視しているのは「世界観」の構築。
所謂「異国情緒」というものの表現ですね。
砂漠世界という、馴染みの無いラクシャの世界に違和感無く浸って入り込んでもらえるよう、
背景、建築、音楽はもとより、言葉や描写なども最大限に気を使ってます。
音楽なんてもう、今回樋口さんに何度リテイクをお願いした事か…。
わりと鬼のようなディレクションやってましたが、拘って良かった、やって良かったなと思ってますね。

なんだかこれだけ読むと、世界観とキャラ重視の作品ともいえちゃいますが。
続編はどうかな。ドラマ性は結構ありますが、前作と違いダンサーズハレムで登場した
踊り子達も出てくるので、ノリは殆ど変わってないというか、更にアップしてるかも…。
ヒロイン以外にも気に入ったキャラがいる方はご期待ください。

ラクシャのコンセプトなどについては以上になります。
こんな感じなので、シリアス展開も特に無いし、シナリオ系ゲームということから
作品に感動や泣き所などを期待された方には厳しいかなと思います。
プレイされた方は大きな感動などはしなかったと思います。
泣いたり燃えたり感動したりが無いので、シナリオの評価はされないかな、とは思います。

ですが、最後にプレイし終わって「ああ面白かった」「楽しかった」と
笑みを作ってもらえていれば、嬉しいものですね。

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●アシェーナとライラの身体
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ヒロインやキャラについての詳細はまた後日。
今回はアシェーナやライラの身体つき(特に胸)が素晴らしいという感想について。

ええと、これについては踊り子だし、人並み以上の容姿と身体つきは当然かなあと思ってたりしますが。
まあ後は……ぶっちゃけいうと彼女達は日本人じゃないんで(笑

アーリア系の人種は世界で最も優れてるとかチョビ髭のおっさんも言ってましたし、
外国のモデルとかだと胸は豊満なのに形は崩れず、
更に腰はくびれ足は締まって長い~とか、信じられない程に芸術的な肢体の女性とかいますしね。
肉体的な美としてモンゴロイドとは人種の差を感じるものです。特に胸的な意味で。

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●ジャンナ王国とアルド王
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最後にアルド王について。これも結構言及されてます。
意外というか、気になる方がいるもんですね。

ラクシャのアルド王は、まんま「王」として描いてます。
「王」というと絶対王政の王のイメージが強いと思いますが、
本来「王」というのはどちらかというと「神」というものに近いと思います。
これは中世時代の王と古代の王で違いますが、ラクシャは古代の王の方と考えてください。

古代の砂漠世界の王はまさに「君臨する」といった感じで、
神のように「絶対者」として崇められていたと。
だからラクシャ世界でも「王の言葉は絶対」であるとの民衆意識で扱ってます。
民衆は王に逆らおうという意識が全く無いわけですね。
理不尽なお触れがあっても、すべてを受け入れる。
神のように、無慈悲に命を奪いもするし、時に恩恵ももたらすと。
一般の民衆にしてみれば「触らぬ神に祟りなし」といった感じ。

王が苦手な人は、恐らく登場人物達が好意的な態度を王に対して取っている事に
違和感や微妙な嫌悪感を覚えるからだと思いますが、これも当然かなと。
アルド王は現代人的な感覚だと暴君といっても良いくらいなので。

これが欧羅巴が舞台だったりすると、自由の風が吹いてとか市民革命の意識とやらで
圧制暴君の王を打ち倒す物語展開もありますが、
それは欧米的な思想なので、ラクシャの砂漠世界でそんな事はありません。
更に言えば、そういったヒロイックファンタジーは騎士や貴族の者がやることで、
自分がやりたい庶民視点の物語にはちょっと相応しくないかなあと。

そもそも民衆はあまり王の姿を見ないというのもあります。
欧羅巴の王はなにかと民衆の前に出て手を振る目立ちたがり屋ですが、
砂漠の王というかアルド王はずっと宮殿に篭ってる、あまり外には出ない引き篭もり系な王なので(笑
姿を知らない事が更に畏怖心を煽ると。

王については色々意見あると思いますが、とりあえず好きとか嫌いとかは考えなくて良いかと。
好きな(受け入れる)方もいるし嫌いな(受け入れられない)方もいる。
少なくとも自分は王を好きになって欲しいとも嫌いになって欲しいとも思ってません。
ただラクシャ世界の王とはこういうものなんだとだけ。砂漠とか太陽とかと同じ扱いでどぞ。

余談ですが、そんな神のような王に逆らったからこそカリムは厳しい処罰を与えられ、
あの場にいた踊り子達がカリムに驚きや一目を置くようになったのだと。
アルド王だから許されましたが、別の国だと
平民が王の言葉に面前で逆らったら、その場で首を刎ねられてます。
ものすごーく地味ですが「命がけで神に逆らう勇者」並みの事をやってたり(笑
だから踊り子達が最初からカリムに好意的に接したりもするわけですな。

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さて、「ラクシャのはなし」の第一回目はここまで。
王の事など細かいつっ込みはあるかもしれませんが、あくまでラクシャの世界観なのでご容赦を。

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